未来を妄想する

3連休1日め。朝からPFNの本を読んでいた。

P社はブログもたまに読んでるし知り合いも多いので、部分的に見聞きすることは多いのだけど、あらためて西川さん・岡野原さんの視点で全体像が語られている。これまでやってきたことに筋が通った感じがした。ロボットを作りたい、目を作る、自動車への取り組みもそこにつながっている、などの流れはすごく共感できるし彼らに期待している。プログラミングが変わるって話はどうだろう、いま「プログラミング」でとされている行為が1層下にいくのかなというイメージを自分は持っている。そういう時代が来ることは半信半疑だが、おもしろいので来て欲しい。
エッジコンピューティングについて、これまで自分はあまりピンときてないところがあったが、機械の制御周期とセンサ情報のフィルタリングという観点で語られるとすごくすっきりした。インターネットサービスをやってる身では10msecの遅延はわりと許容できるケースが多いが、ロボットの制御周期を考えると話にならないね。
夢をベースに筋が通っている、後付けでもこれまでとこれからにそういうストーリーが描けるってのはいいことだ。自分もそうありたい。ここしばらく、5年後10年後の妄想をあえてしないというか、長くても3年くらいの現実の話ばかりしてて、つまらない人間になってしまっている気がする。昔はもっと楽しく計算機の未来、世界の未来を妄想してたはず。楽しくやっていこう。

断定

意思決定する立場になることが多いので、決定については紛れの起きない伝わり方を意識している。「プランAでいきます」「これはやりません」など。逆に、使い方に特に気をつけているのは「よさそう」という言葉で、周囲の人が使うのでつい使ってしまうのだけど、この言葉については明確に「自分の意見はこうだが、あなたが決めてください」という意思を込めるようにしている。
というようなことを社内日記に書いたら、チームメンバから「意外だった」「あのときの言葉はそうだったんですね」というフィードバックをもらったので、実は「よさそう」単体だと伝わってなかったことを反省した。「私はよいと思うので、あなたが決めてください」とオーダーを明にしていくことにする。

映画

ぽつぽつ映画をみている。ネタバレ気にせずで書いてるので嫌な人は読まないで。

miabyss.com
メイドインアビス。5層の話だが、わりと原作通りでよかった。レグのうねうねは動いてみるとちょっとイメージが違ったし、それを踏まえてもっかい原作読み直してみたい。グロいシーンは多いけど、動くことでちょっと不気味さが増したところはあったかな。
どうでもいいけどこういうドメインだと、次回作が作られたらその内容に差し替わるんだろうなぁ。最低限ドメイン自体を手放さないでいてくれればなんでもいいけど。

shirobako-movie.com
SHIROBAKOは公開日に観に行った。最初のどんよりした雰囲気からの復活、途中のスピード感ある制作シーン。最後のひっくり返し。小笠原さんが最高。
メインラインのストーリーに、各キャラの後日談とか本編から引き継いだおいしいシーンが連続してて、満足感が高かった。最後契約チェック甘いのはミスだよね、あるあるだけど。

映画終わった後に感想を語り合いたいって話はよく聞くけど、自分は1人で観に行ってじんわり思い出したい。しかし小笠原さんについてなら10分くらい語りたいかも。

Body Battery を測っている

今週、vivosmart 4 をつけて生活している。睡眠や運動、心拍数などいろいろ勝手に取ってくれて、Body Battery という不思議な数値に変換してくれる。

この Body Battery がおもしろくて、その時どきの元気を数値化してくれるのだけど、意外とこれが直感と合う。自分の場合は8時間睡眠とるとだいたい100になるし、6時間だと75くらいで落ち着く。1日仕事して疲れた頃に30くらい。早起きして作業しようと寝ると、落ち着かないのか明らかに睡眠が浅くて短時間睡眠以上に疲れを溜めてそうなど、短い期間だけどいろいろ発見がある。
実態は謎な参考程度に見ればいい数字なのだけど、普段測ることができない元気というものが下手に数値化されてるために、ものすごく気にしてしまうし、思考停止してこの数値に依存するようになってきている。いま23だからまだまだいける、ねむいけど70あるし元気なはず、など。考えたくないし健康で悩むことそんなにないので楽しくなってるだけかもしれない。会社の人は10だの0だの言ってて、自分はそこまで落ちたことはまだないので、まあ大丈夫だと思う。
計測といえば、最近同僚に勧められた『測りすぎ』という本を読んだ。計測して定量化するのはものごとを進めるのに必ずしも善ではないことがあり、むしろマイナスに働くケースも多いという本。数字を取れたらうれしいし、先の見えない状況で指針を与えてくれる便利なものであるものの、「よい」だけしか判断基準を持たないのはまずい。計測しているものが本当に計測したいものなのか、その数字を上げることで副作用を産まないか、など考える視点をくれて助かっている。Body Battery は、自分の場合はどう考えても測りすぎだと思う。

すきなもの、そうでもないもの

自分はお酒をよく飲む。仕事終わり、会社の納会、機会があればあるだけ飲むし、なんならその辺にいる人を誘って飲みに行く。しかしこないだ会社の人と飲んでいて、じつは id:wtatsuru はお酒が好きではないのではと指摘されて、なるほどと思ったことがあった。背景というかそのとき話していたことは、自分がお酒を飲むのは平日ばかりで休日はあまり飲まず正月休みも実はあまり飲まなかったということ、そして人と話すのが苦手ということだった。その場にいたのはお酒好きな人たちで休みの日こそ飲みたくなる、という意見だったのと対照的だった。
平日は3-4日飲んでいるが、家で飲むのも含め多くは平日の夜で、休日はほとんど飲まずに過ごしている。もちろん旅行に行ったとき、外食に行ったときは飲みたくなるが、平日に比べると控えめな傾向がある。お酒はもっぱらビールが多く、その場に合わせて焼酎日本酒ワインウィスキーと何でも飲む。休日に飲まないのはなんだろう、酔ってる時間がもったないないと感じるのと、そこまで飲みたいという衝動が起きないのかなぁ。
管理職をやっているものの人との会話は苦手で、懇親会で知らない人と話に行くとかアイスブレイクでいろいろ打ち解けるみたいな仕草は、あくまで仕事としてこなしているところがある。休日は家族以外とほとんど話さないし、人付き合いも悪い自覚がある。これを会社の人に話すと驚かれるので、ある程度の擬態には成功してるんだろう。
自分は対人ストレスを緩和するために酒を飲んでいるのではないか、というのが先日の飲み会の結論だった。おまえは酒好きではないだろう、と。酒好きと言われることが多かったし自分でもそうなのかなと思っていたけど、この説はわりとしっくりきた。
もちろん酒が嫌いなわけではない。酒はよく飲むので、ビールの種類、日本酒の香りがいろいろあること(銘柄はわからない)、ワインの雰囲気、ウィスキーの種類など知識は増えるし、ある程度好みもある。こだわりが強くないのはそのとおりなので、酒が好きという人たちとの違いが少し理解できてうれしい。
ちなみに酒と合わせる料理の方は間違いなく好きで、生きてる目的の半分はおいしいものを食べることだと思っている。最近また体重が増えているので、なんとかしないといけない...。

いま何日だっけ

年末年始は日付と曜日の感覚を失う。気づけばもうすぐ仕事始め。いつもどおり、年末年始はだらだら過ごしてしまった。

衣替え

大掃除、というほど掃除はしてないけど、衣替えを行った。しまいこんでいた冬服を出して、夏服をしまう。Tシャツは大量に持っているので、古いものを団長の思いで処分。靴下など破れなければいいやと過ごしていたけど、どうやら毛玉ができていたらもうだめらしい。

でかけた

年末、TYPE-MOON展に行ってきた。前日予約していて正解で、12時に行った時点で当日券はもう全部売り切れてた。Fate のセイバー中心に15年分の歴史、リアルタイムで見てきただけにとても面白かったので、Unlimited Blade Works と Heaven's Feel も行ってしまいそう。
type-moon-museum.com
コラボカフェは混んでて諦めたけど、あったかいタピオカを初めて飲んでおいしかった。


年始は明治神宮に行ってきた。なかなかすごい人だかり。行列の途中で歴史読み物が置いてあったり、大画面ディスプレイでAmazonNHKの広告流してたりしてたのがおもしろかった。

ソシャゲ

久しくソーシャルゲームをやっていなかったのだけど、会社で流行ってるワールドフリッパーをやっている。
worldflipper.jp
Cygamesの新作だけあって、最初からすごくよくできてる。ソシャゲってこういう感じだったななるほど、と仕組みを勉強。
ゲームはオートで流してるだけなので、鉄板構成作ったらあとは適当に相手に合わせて組み合わせを選んでぶつけるだけ。リロードしているとフォローしてる人がクエスト募集してたり知らない人から救援要請が来るので、読書やPCを触りつつ、年末年始ぼーっと参加し続けている。気づけばランク90まで来た。 https://worldflipper.akamaized.net/page/friend/follow?id=155218044&c=2
本はアリババのやつが面白かった。BATについては一通り知っておきたいと思って読み始めたやつで、中国の市場という環境で育ったアリババの仕組み、中国市場の雰囲気を知ることができる。変化するための組織づくり、水平サービスは社員にとってのインフラ、あたりの言葉が印象に残っている。

2019->2020

年末。なんとなく特別感がなく、ぬるっと年を越してしまった。
今年いろいろあったけど、何と言われるとはてと困ってしまう。変化はいろいろあったし、何より時間の流れが早かったように思う。2018年気分でずっと過ごしてしまったというか。いろいろ思い出してみよう。

朝食には食パンをずっと食べてた。いろいろ開拓して、今住んでるところから行ける範囲はだいたい行ききった気持ちでいる。後半になってちょっと飽きて、シリアルとか食べてた。
tatsuru.hatenablog.com

カルビー グラノーラ 500g ×8袋

カルビー グラノーラ 500g ×8袋

  • 発売日: 2019/09/16
  • メディア: 食品&飲料
自炊は Instagram に記録している。 https://www.instagram.com/wtatsuru/
それなりに作っている、多少手抜くことは覚えた、忙しくて休日しか作ってないことがある。つくりおきレパートリーが少ないことと、スーパーで安い食材を眺めながら設計できないことに課題がある。とりあえず休日のつくりおきを継続するかなぁ。

アウトドア

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2019 Google Maps Timeline
2月に犬フェスに行っている。菅野よう子がインフルエンザで休んだことを坂本真綾がいじりまくってたことを覚えている。
tatsuru.hatenablog.com
3月には台湾に行った。久しぶりで、非常によかった。日本との違いは比較的小さいものの、やっぱりたまに海外旅行したいな。次の計画がまだない。
tatsuru.hatenablog.com
4月に NieR:Automata のオーケストラ演奏を聴いた。NieR:Automata サントラまた聴こう。
tatsuru.hatenablog.com
夏には実家方面に行った。弾丸気味だったので、まあまあ疲れた。
12月に白浜に旅行した。AWSの体験がすごくいい。子パンダを見に行けるの、次はいつだろう。
tatsuru.hatenablog.com
外出という意味では、夏から秋にかけてがすっぽり抜けてる。出張はよく行ってるし、知人の結婚式に出たなどイベントはあるけれど、遠出してることはあまりないようだ。仕事の忙しさが効いたかなぁ。何もしないと減ることがわかったので、夏から秋あたりに事前に予定をいれておくと一息つけそうだ。
ちなみに出張は今年23回だったようだ。ほぼ月に2回。疲れるので1.5回くらいには減らせるといいな。

仕事

今年のはじめはまあまあピンチで、がむしゃらに動いていた。前半はだいぶしんどい働き方をしていたが、そのおかげか状況が改善したというか、ボトルネックは移った気がしている。チーム、組織、プロダクト、と手を出しすぎている感はあるが、もう少し
時間を作る活動はまあなんとかなってきていているものの、時間を作った後の動き方の方が問題があり、考えを深めることができていない。課題が見えているうちはやればいいので簡単で、反射神経で動いていればそのうちなんとかなるのだけど、課題がはっきり見えなくなった時にそれを明らかにする動きを意識しないといけない。この先には、よりはっきり見えない度合いが上がってきそうな予感があるので。
ちゃんと考えきれているか、きっかけとしてのアウトプットを継続するのがアクションかな。

以上、2020年にやること

  • 休日のつくりおきを継続する
  • 夏から秋あたり予定を入れておく
  • 継続的なアウトプット

ちょっとずつ、やっていこう。