Body Battery を測っている

今週、vivosmart 4 をつけて生活している。睡眠や運動、心拍数などいろいろ勝手に取ってくれて、Body Battery という不思議な数値に変換してくれる。

この Body Battery がおもしろくて、その時どきの元気を数値化してくれるのだけど、意外とこれが直感と合う。自分の場合は8時間睡眠とるとだいたい100になるし、6時間だと75くらいで落ち着く。1日仕事して疲れた頃に30くらい。早起きして作業しようと寝ると、落ち着かないのか明らかに睡眠が浅くて短時間睡眠以上に疲れを溜めてそうなど、短い期間だけどいろいろ発見がある。
実態は謎な参考程度に見ればいい数字なのだけど、普段測ることができない元気というものが下手に数値化されてるために、ものすごく気にしてしまうし、思考停止してこの数値に依存するようになってきている。いま23だからまだまだいける、ねむいけど70あるし元気なはず、など。考えたくないし健康で悩むことそんなにないので楽しくなってるだけかもしれない。会社の人は10だの0だの言ってて、自分はそこまで落ちたことはまだないので、まあ大丈夫だと思う。
計測といえば、最近同僚に勧められた『測りすぎ』という本を読んだ。計測して定量化するのはものごとを進めるのに必ずしも善ではないことがあり、むしろマイナスに働くケースも多いという本。数字を取れたらうれしいし、先の見えない状況で指針を与えてくれる便利なものであるものの、「よい」だけしか判断基準を持たないのはまずい。計測しているものが本当に計測したいものなのか、その数字を上げることで副作用を産まないか、など考える視点をくれて助かっている。Body Battery は、自分の場合はどう考えても測りすぎだと思う。