未来を妄想する

3連休1日め。朝からPFNの本を読んでいた。

P社はブログもたまに読んでるし知り合いも多いので、部分的に見聞きすることは多いのだけど、あらためて西川さん・岡野原さんの視点で全体像が語られている。これまでやってきたことに筋が通った感じがした。ロボットを作りたい、目を作る、自動車への取り組みもそこにつながっている、などの流れはすごく共感できるし彼らに期待している。プログラミングが変わるって話はどうだろう、いま「プログラミング」でとされている行為が1層下にいくのかなというイメージを自分は持っている。そういう時代が来ることは半信半疑だが、おもしろいので来て欲しい。
エッジコンピューティングについて、これまで自分はあまりピンときてないところがあったが、機械の制御周期とセンサ情報のフィルタリングという観点で語られるとすごくすっきりした。インターネットサービスをやってる身では10msecの遅延はわりと許容できるケースが多いが、ロボットの制御周期を考えると話にならないね。
夢をベースに筋が通っている、後付けでもこれまでとこれからにそういうストーリーが描けるってのはいいことだ。自分もそうありたい。ここしばらく、5年後10年後の妄想をあえてしないというか、長くても3年くらいの現実の話ばかりしてて、つまらない人間になってしまっている気がする。昔はもっと楽しく計算機の未来、世界の未来を妄想してたはず。楽しくやっていこう。