ゆるキャン△の映画を観てきた

ゆるキャン△の映画をみてきた。意外と上映回数が多いので公開初週だけどスッと見に行けた。
yurucamp.jp
以下ネタバレ満載です。


最初、松竹の演出狙ってたよね。
事前情報なしに行ったので、まず設定から驚いた。りんちゃん大きいしお団子じゃないのはちょっと寂しい。
みんな仕事して、夢を叶えてる姿がまずうれしくなる。りんちゃん大変そうだけど頑張ってるし、でかいバイクも買ってツーリングかっこいい。なでしこがキャンプ店員になってるのもめちゃくちゃいい話だし、あきちゃんの飲みっぷりもめちゃくちゃ似合ってて、犬子はまゆげのレイヤー相変わらずおかしいのもいい。
キャンプ場作りで集合した休日戦隊のポーズ。こんな感じでずっと過ごしていってほしいなと親戚のおじさん気分になった。自分と比較して、なんか、こう、得体の知れないダメージを受ける。人生が輝いててまぶしい。女子高生の日常系だったらダメージ受けないのに。大人になってもちゃんとやってるね、元気だね、仲良くね。
大人としての人生はなんだかリアリティに溢れてるけど、リアルさの中になんかふわふわ感をちゃんと保っていて、一方で微妙に現実っぽくないところがあって、途中からこれは夢なんじゃないかって気持ちがすごく高まってきた。誰かが、あるいは全員が、卒業式の前日に見る夢。将来もこんなふうに過ごそうねって言い合ってイメージした、そんな夢。
特典でもらった13.5巻を帰って読むと、映画の舞台になった高下に行って、ここにこんなキャンプ場があるといいねって語り合ってたのがまたジーンときた。やっぱりこの情報をもとに思い描いたりんちゃんの夢なんじゃないか。