世界が広がる体験

周囲の環境を変えたときに世界が変わった、世界に対する認識が広がったなという体験が、これまで何度もある。
小学校卒業したタイミングで引っ越して見知らぬ土地の中学校に入学して、知らない人ばかりの集団という場所を知った。高校で進学校と言われるところに入って、自ら学んでいく空気感を知った。大学で東京に出て一人暮らしして海外旅行なんかもして、世界の広さ、一人で生きる自由と制約を知った。研究を少しやってみて、先例のない世界への進み方を知った。
仕事だと何かあるかな。仕事の仕方自体を知ったのはある。マネージャーになってつまづいて、チームがどういうものなのか、ちょっとわかった気になったことはあった。運用とか技術のことを考えていたところから、プロダクトを前にすすめる立場になって、今まだこの世界は見えきっていない感がある。
自分は飽きっぽいと思っているのだけど、実はその「世界が変わる」感をたまに求めているのかもしれない。「変えた」というほど主体性はなくて、変わりそうなところ・変えてくれそうなところに環境をまず変えてみるというのがスタートなことが多そうだな。
今は、リモートでの働き方っていう別の世界線を体験できている感がある。ここでの試行錯誤を大事にしていこう。