人間機械論

情熱大陸登大遊さんが出てる回をみた。スイッチや光ファイバーのトンネルを見て喜んでる姿、「動くとわかっているものが動いても面白くない、動かないものを頑張って動かしたときが面白い」みたいなセリフ(うろ覚え)が、らしくてよかった。
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番組自体が短いのもあって、ちょっと変わった優秀なエンジニアくらいの印象になってしまってるかもしれない。自分の世代の周囲で筑波大学といえば登大遊さんと落合陽一さんという印象で、昔からすごいなぶっ飛んでるなみたいなストーリーをすごく見てきたので、もうちょっといろいろ期待していたところはあった。最近だとこの記事とかよかったな。
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その登大遊さんだったかと思うけど、誰かがどこかで『人間機械論』の話をしてた気がする(探せなかった)のを思い出した。なんの情報量もないな。サイバネティクスの本も同名で邦題ついてるっぽいけど、思い浮かべたのはド・ラ・メトリの方。

人間機械論 (岩波文庫 青 620-1)

人間機械論 (岩波文庫 青 620-1)

内容としては、神の創造物である人間ついて、医学的な経験や実験から仕組みを解き明かして想像力や精神を定義していくと最終的に機械として捉えられる、という唯物論的な見方まで積み上げていくもの。最近はデータドリブンな意思決定とかよく言われるけど、事実と経験に基づく見方、説得力はこういうものだなと感じた。