変化の速度

"時代の変化" みたいな言い方をするとき、その変化の速度は絶対的に定義されてなくて、あくまで感覚的なものを指すことが多い、と思う。国家の体制、経済の構造、生活環境、人の価値観、そういう身近な部分を指していたりする。そんなとき、変化の速度というと相対的なものってことになる。
「現代は変化が速い時代」という言い方にちょっと違和感を感じるのはなんだろう。少なくとも産業革命以降に関して、1世代経るごとに生活や社会体制はわりと変わっているんじゃないかな。日本でも、ちょうど最近大河でやってる渋沢栄一の時代とかまさにそうで、江戸の末期から明治大正と、生活も価値観も全然変わっている。つまり大局的には現代も近代もそんなに変わらないと思う。
現代の変化といえば、情報の伝達速度は多少上がったので、アンテナが高い人への到達レイテンシは地理的な場所に左右されなくなっている。そんな人には日々の変化の割合とか周波数が上がったということはありそうだ。変化を敏感に感じ取る感受性をもっていると、または変化を能動的にキャッチしに行ったときに、変化が速くなったと感じることになる、ということかな。高周波成分が大きくなったってイメージした。

Chromeのタブ数は心の乱れ

「あとでやる」「あとで見る」みたいなものをブラウザのタブに残しがちである。ミーティングの間が詰まっていて整理する余裕がなかったりするとどんどん溜まっていく。時間がないだけならいいんだけど、「今は決めるための決断力が足りないから先送り」「あとで考える」が入ってくると爆発してしまう。思考力が落ちてるってことで、仕事が進んでいない。
タブはMackerelでずっとグラフにしているのだけど、今日は90から125まで増えて、いま112あるようだ。今日はいろいろ喋るイベントがあったのでそちらに力を取られてしまったようだ。明日に向けて切り替えていこう。

世界が広がる体験

周囲の環境を変えたときに世界が変わった、世界に対する認識が広がったなという体験が、これまで何度もある。
小学校卒業したタイミングで引っ越して見知らぬ土地の中学校に入学して、知らない人ばかりの集団という場所を知った。高校で進学校と言われるところに入って、自ら学んでいく空気感を知った。大学で東京に出て一人暮らしして海外旅行なんかもして、世界の広さ、一人で生きる自由と制約を知った。研究を少しやってみて、先例のない世界への進み方を知った。
仕事だと何かあるかな。仕事の仕方自体を知ったのはある。マネージャーになってつまづいて、チームがどういうものなのか、ちょっとわかった気になったことはあった。運用とか技術のことを考えていたところから、プロダクトを前にすすめる立場になって、今まだこの世界は見えきっていない感がある。
自分は飽きっぽいと思っているのだけど、実はその「世界が変わる」感をたまに求めているのかもしれない。「変えた」というほど主体性はなくて、変わりそうなところ・変えてくれそうなところに環境をまず変えてみるというのがスタートなことが多そうだな。
今は、リモートでの働き方っていう別の世界線を体験できている感がある。ここでの試行錯誤を大事にしていこう。

マンガの見つけ方

Kindleでよくマンガを買っている。本棚という物理的な制約がなくなったこともあって、ぽちぽち買えてしまう。この週末はカイジが安くなってて、一気に読んでいる。

賭博黙示録 カイジ 1

賭博黙示録 カイジ 1

Webメディアもよく見ている。今はコミックDAYSとくらげバンチを一番読んでいる。くらげバンチの更新が週2になったこともあって、ついていけなくなりそうで不安がある。
comic-days.com
kuragebunch.com
マンガの見つけ方が変わったなと思う。昔はメジャーな雑誌に連載している面白いやつを拾ったり、本屋をぶらぶらして目についたやつを買ってみたりなどだったが、今はKindleでおすすめされたり、Webメディアで連載されてるやつから拾ったり、あとTwitterで作者が冒頭だけ載せてるマンガを読んで、のようなケースもあるな。
デジタルな媒体が主流になって、Web媒体含めて候補に入るというか自分が触れられる範囲のマンガはすごく増えて、探索空間が広がった。その分、いいやつに巡り合うのが難しいなとも思う。いいやつに巡り合いたいって状況は自分の場合、ちょっと時間があるが小説を読むほどの体力と気力がないときに、単話ではなくある程度まとまったボリュームである程度ハマれるマンガがいいなってタイミング。Web媒体だと大量にマンガがあって暇つぶしに順に読んでいくのはいいのだけど、今このタイミングでほしいってときにちょっと難しい。

昼休み1時間じゃ足りない

会社の昼休みが1時間ある。よくある時間設定だと思う。
出社してた頃はオフィスで昼ごはんが出るし、食べて休んでたまに本を読んで、などわりとゆっくりできていた。リモートワークだと、やりたいことに対して時間が足りなくなった。
まずやりたいのが、ごはんを食べること。これは昼休みの主な目的であり、人生における重要なイベントである食ということで疎かにはできない。麺類や冷凍食品をローテーションすることが多いのだけど、だいたい30分くらいはかかってしまう。ちょっと仕事のキリが悪くて10分食い込んだりしてると最悪で、もう40分経過している。
あと大事なこととして、気分転換をしたいというのがある。最近は気候もいいので散歩することが多い。部屋にこもりっきりなのでリフレッシュがすごく大事。近所をぐるっと15分くらい。
あと時間があったら昼寝をして、午前中働いた脳をいったんリセットしたい。オフィスには畳やソファがあって昼寝に適していたので使ってたし、今はなんと布団に直行できてすごく便利。15分寝るとだいぶ違う。しかし食事が長引いたり散歩してたりすると、そんな時間はない。
というわけで、昼休みは1.5時間くらい欲しくなる。べつに、自主的にちょっと長く休むことも可能なのだけど、昼の前後は予定が入ってることが多いのでなかなかそうはいかなかったりする。そういえば父の会社は昼休み45分と言ってたけど、大変だろうな。

興味範囲のちょっと外側

Google Discover が出てきて、Android からすっと見やすいのもあってたまに見ている。最近表示数が増えて(ついでに広告も増えて)、下までいく前に力尽きることもままある感じ。普段よく調べたり見ているネタ以外にも、ちらっと興味が出て調べたやつとか、休日のサイクリングで行った先での調べ物みたいな関連情報まで出してくれるのがちょっと面白い。知らない街の知識がちょっと増える、普段能動的に見るような範囲からちょっと外れた情報に触れられる体験はよい。
リコメンドで出てくる内容はどうしても仕事だったり趣味だったりの、しかも結構読まれている記事に偏りがちなのだけど、それだけだと新しい出会いがなくて面白くないくて、適度にノイズが交じる方がうれしい。Twitterのタイムラインの雑多さや、はてなブックマークのお気に入りタイムラインはそういう意味で好きだ。興味範囲のちょっと外側にあって、ホットエントリに載らない類のニッチを適度に見つけたい。無限の時間を使えればいいのだけど、最近体力が落ちてて、いい感じの仕組みを整えておきたさが高まっている。

今日、会社の読書会で フィルターバブル の話が出てちょっと思い出した話だった。

KOEIのゲームをよくプレイしている

信長の野望・新生が告知されましたね。皆さんもちろんチェック済みだと思いますが。


信長の野望三国志はだいたいいつもプレイしてます。最近は三国志14 PK が発売されてちょいちょい遊んでいた。広い色塗りマップでなかなか楽しい今作に、異民族とか大統合とか、PK要素でまたゲーム性が変わってきて楽しめてる。
三國志14 with パワーアップキット

三國志14 with パワーアップキット

  • 発売日: 2020/12/10
  • メディア: Video Game
無印とPK本体、あとそれぞれのシーズンパックを合わせるとなかなかの出費になるので批判されてるわけですが、まあニッチなゲームだからしょうがないかなと思って全部買っている。ソシャゲのガチャとか回すとすぐ数万円いくのでコンシューマーで有限に遊べるなら安いもんだし、最近KOEIはソシャゲで稼いでるようなので、ちゃんとこっちを支えないとなって使命感がある。
ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~

ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~

  • 発売日: 2020/12/03
  • メディア: Video Game
ところで直近ではライザのアトリエ2をやっている。アトリエシリーズは久しくやっていなかったのだけど、ライザで久しぶりにハマった。何も考えずに調合をもくもくやるのが楽しい。かわいいキャラが戦闘シーンは妙に迫力があって本格的な動きをするなぁと感心していたけど、そういえばKOEIだったことを思い出した。