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[読書]ラーメンと愛国

antipop さんから借りた本。タイトルやら帯に小さく見える二郎の文字やら、いろいろと興味を惹かれる見た目です。私はラーメン好きですが、食べ物として以上の興味は無くいつまでも「にわか」感が拭えないので、ヲタっぽく語るときの参考になればいいかなという期待もありました。

内容の方は、ラーメンと絡めた雑学集と見るとまあ面白い内容でした。戦前・戦後から日清のチキンラーメンの話、最近のラーメンブームまで。ものづくりとも関連した日本人の「職人」志向とラーメンの関連は言葉にしてくれてすっきり。世相を反映している面も言われてみればと感心。
一方で、現代史・文化史という観点から見るとちょっと不満な点が残ります。全体的に大衆文化に寄っていたり(ラーメンという題材を扱うならそれでもいいのかも)、ちょっと怪しい論理展開や俗説まで。良くも悪くもエンターテイメントです。
あ、5.5:4.5 くらいで褒め気味ですよ。

最後に、これだけは言いたい。私は味まで含めて二郎が好きです。決して、本書で言われているような「味はいまいちだけど中毒性だけで来ている」という人間ばかりではないということをここに主張します。
自分自身を否定されたような気がしてむきになってしまいました。感想が感情的になりすぎて良くない気がします。